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2019/05/28

あと5分で起きると強く思う気持ちとは裏腹に、平日の朝は体感2分で5分過ぎる説

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無事、帰国して昨日より通常業務に戻っております。どうも、No.22です。

連日続きました私のブログ更新の締めに、展示会の感想をまとめておきたいと思います。

金具といえどジャンルは広いですが、全般的に新しい技術革新というものは起きておらず、

マイナーアップデートが中心の展示会であるという印象でした。

何がどう新しくなったのかを1点ずつみていく中で、スリム化という部分は

すべてのジャンルにおいて共通だといえます。

また、金具の取り付けもより容易に作業ができるよう変更もされていました。

そして、全体像を俯瞰すると、金具を使う相手が木製品である比率が徐々に減り、

ガラスや石材などのバリエーションが増えています。

今後、既成概念にとらわれず、柔軟な発想で設計される家具・建具の要望が

どんどん増えてくるでしょう。金具もそれに向けて現在進化をしている真っ最中、

というところでしょうか。

今が停滞なのであれば、あと数年で何か驚くような技術革新がきっとくると感じています。

どちらかというと新しい物好きの私、私個人の目線であったらいいなの例をあげると、

一般的な床置きの収納棚を、棚柱のようなもので壁面に固定、普段は部屋を広く

見せるために低く床置き、ロボット掃除機を稼働するとき30cm上に浮遊しているように

浮かすことができる金具です。もちろん持ち上げるのに全然力は必要なく、

降ろすときもガタっということがなくスマートに動くのが望ましいです。

当然ですが、持ち上げたとき、下げたときに金具は見えません。

浮遊感を強調するLEDを下側に埋め込んでデザインとして使うのもありですね。

その場合は来客時に持ち上げて雰囲気を出し、普段は耐震のために床置き、

といった私とは逆の使い方になりますかね。

要は壁付けの縦方向のスライドレールです。残念ながら私の要望を満たす金具は、

今回の展示会にはありませんでした。が、こういった「有りそうで無かった」こそが

金具のミソだと思います。展示会は終わってしまいましたが、

今後も新しい金具にアンテナを張り、お客さまには広く情報をご提供していきたいなと思います。